[読書メモ]『パイプ福音書』

もともと人間はぬくもりのある物を握りながらリラックスすると軽瞑想状態に簡単に入ることができます。

メディチ家が芸術家たちを庇護したように、名パイプ作家たちのパトロンになれるのです。数十万円で貴族の遊びができる、知る人だけが知る珠玉の趣味がパイプだと私は思っています。

貴族たちは、ディナーのあとの喫煙タイムに、そのためだけに仕立てた専用のスモーキングジャケットを着用し、ゆったりとタバコをくゆらせたのです。

面白いのは一時日本ではパイプを自作することが流行った時期があったことです。/パイプの設計図と材料のブライヤーがセットになったキットを買って、自分でブライヤーを削って自分だけのパイプを作って楽しんでいたのです。

主流煙よりも副流煙のほうが有害だというのは物理的にありえないのです。

男の子というのは、いくつになっても、モノを集めること、集めたもので遊ぶこと、そして集めたものを他人に自慢することが大好きです。

仕事とは、自分が好きなことをしていたら、たまたま、社会に役立ってしまったことをいうのです。社会に役立つと資本主義では対価が発生しますから、お金がもらえるのです。

健康のため」「ダイエットのため」に走る、というのは、その目的のために一喜一憂するだけです。/そこに豊かさはありません。/趣味が豊かなのは、そこに単純な行動原理があるからです。/「ただ好きだから」/この感覚は趣味の中にしかないのです。

持ってみると見た時の 10 倍ぐらい凄いとわかります。

ともすると日本人は、仕事とは苦痛を堪えて頑張るもの、辛抱するものと思ってしまいがちです。

出来れば、無心になってパイプを磨いてください。

要は一心不乱に物事に集中すればいいのです。

ジャストシステムにいた頃は、会社に巨大な本棚を作ってもらい、何万冊の本の背表紙を見ながら発想を広げたこともあります。/そうすることでIQは上がるのです。

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