Carleton Hobbs 版ラジオドラマの Series 2 を聴き終えました

Carleton Hobbs 版ラジオドラマの Series 1 を聴き終えたことを書きました。

Carleton Hobbs 版ラジオドラマの Series 1 を聴き終えました – Sherlock Holmes Topia
https://sh-topia.cf/2021/05/08/bbc-radio-carleton-hobbs-series1/

次は Series 2 を聴き終えました。今回も2倍速で 10 回聴きました。

BBC Radio 4 Extra – Sherlock Holmes – Available now
https://www.bbc.co.uk/programmes/b01j9gzs/episodes/player

Series 2 作品一覧
1 – The Stockbroker’s Clerk
2 – The Naval Treaty
3 – The Greek Interpreter
4 – The Cardboard Box
5 – The Disappearance of Lady Frances Carfax
6 – The Engineer’s Thumb
7 – The Illustrious Client

(後で気付きましたが、現在 BBC Radio 4 Extra で公開されているシリーズ番号とエピソード番号は、オリジナルのシリーズ番号とエピソード番号とは異なるようです。)

気付いたことを少しメモしておきます。

今回は一部の作品で音質がかなり悪いものがありました。

『レイディー・フランシス・カーファクスの失踪』で、ワトスンが一生懸命フランス語で話そうとしていると、あっさり英語で返されているシーンがありました。扱いがひどくて、ちょっとかわいそうでした。Carleton Hobbs 版ラジオドラマのワトスンもコミカル系です。

『株式仲買店員』で、最初に犯人がパイクロフトの名前を少し言い間違えています。「あなたのことを一目置いているんです」と言いつつ名前を知らないところが、物語のヒントになっています。

それと、求職中の身をフリをしているワトスンが、名前や仕事を聞かれたときに、ワンテンポ遅れて返答しているところがちょっと笑えました。

これらは原作にはない、ラジオドラマならではの演出ですね。

『ギリシア語通訳』で、ホームズがワトスンに兄弟がいることを初めて明かします。今まで小説を読んだときは気付いていませんでしたが、ワトスンは「年下かい?」(Is he your junior?)と聞きます。直前にマイクロフトの方がホームズより優秀だと話しているのに、です。普通は優秀な兄弟なら年上だと考えそうなのに、年下かと聞くのは変です。でも、よく考えるとそれは東アジア的な発想だと気付きました。年を取っているから自動的に偉いとは限りません。年下に優秀な人がどんどん現れると考えるワトスンは若者を見る目がありますね(そこまで考えていないかもしれませんが)。

『技師の親指』で最後の最後にホームズが、ひどい体験をしてもその経験を人に話せるようになっただけでもよかったじゃないかと言います。前から思っていましたが、この考えには全然納得しません。そんなことを言ったら、あらゆる暴力や不正が正当化される気がしてならないのです。同じ理由で「若い頃は苦労せよ」みたいな、苦労のための苦労を要求する考えは嫌いです。今回の場合は少なくとも、体験者自身が言うならまだ許せます。ホームズが「オモロイ体験ができて良かったね〜」なんて言っていることに私は苛立ちを覚えるのです。

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