Carleton Hobbs 版ラジオドラマの Series 6 を聴き終えました

BBC Radio 4 Extra で Carleton Hobbs 版のホームズのラジオドラマが公開中です。

BBC Radio 4 Extra – Sherlock Holmes – Available now

https://www.bbc.co.uk/programmes/b01j9gzs/episodes/player

その Series 6 を聞き終えました。

収録作品:
1 – A Scandal in Bohemia
2 – The Five Orange Pips
3 – The Six Napoleons
4 – The Boscombe Valley Mystery
5 – The Crooked Man
6 – Wisteria Lodge
7 – The Dying Detective
8 – The Second Stain
9 – The Final Problem

以下簡単なメモです(日本語タイトルは創元推理文庫より)。

「五つのオレンジの種」(The Five Orange Pips)でホームズが、Ku Klux Klan(KKK)を「キュー・クラックス・クラン」のように発音していました。たしかにイギリス英語だと Ku Klux Klan の最初の K は「クー」ではなく「キュー」と発音すると辞書に載っています。stew、new、nude、student などのアメリカ英語とイギリス英語の発音の違いと同じパターンですね。

「ボスコム谷の惨劇」(The Boscombe Valley Mystery)でホームズがワトスンに葉巻を勧めています。ワトスンは葉巻をくわえているようで、もぐもぐ話していますが、ホームズは普通に話しているので吸っていないのでしょう。原作でも単に勧めているだけです(創元推理文庫『冒険』p166)。以前もホームズは原作で葉巻を吸うシーンがないようだと書きました。

Smokingpipes の葉巻を吸ってみました – Sherlock Holmes Topia
https://sh-topia.cf/2021/07/18/cigar-from-smokingpipes/

「瀕死の探偵」(Dying Detective)で、事件解決後にワトスンが「牡蠣でも食べに行こうか」と言っています。これは原作でも採用すべき楽しいジョークです!

「最後の事件」(The Final Problem)では、スイスで宿の使いがワトスンを呼びに来たとき、ホームズは罠だと気づいているっぽく、その青年に鋭い質問をしているところがうまいなと思いました。これも原作にはない描写です。

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