[映画][ベイジル・ラスボーン]『緑の女』(1945)
ラスボーン・ホームズの 11 作目『緑の女』(The Woman in Green)を観ました。初鑑賞です。
予感はしていましたが、死んだと思ったモリアーティー教授はやはり生きていました。原作の「最後の事件」どおりに、ベイカー街を訪れてきて「手を引け」と言うシーンもありました。
今回も結構ホームズが大ピンチになります。大丈夫だろうと分かっていてもハラハラドキドキしました。
ホームズはドラッグを勧められて飲んじゃいます。でも実は・・・!
自動で閉まるカーテンがハイテクです。
よく考えてみれば、白黒映画で「緑の女」というタイトルは不思議です。
針を腕に刺したりするような、痛々しいシーンは嫌いです。直接見せないようにしてあるところが、逆にいろいろ想像してこわいです。
“You might care to possess yourself.”(自分を見失わないようにしたほうがよろしいのでは?)というのは面白い表現だと思いました。
いつもぼんやりしているワトスンが、美人の依頼人が来てキリッとした顔をします。マンガみたいで面白かったです。