2018/08

[読書メモ]『シャーロック・ホームズの事件簿』

【1】創元推理文庫 p64 ある程度のところで、依頼人にこちらの有能さを印象づけておくのが賢明であるのは心得ているから、やおら2、3の結論をご披露することにした。 p104 空腹

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[読書メモ]『別冊宝島 1537 号 僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』

p4 躁と鬱、几帳面さとルーズさ、正義感と非道徳的な面、冷徹と温情、そういった対照的な要素が同居する人間くさい面もホームズの魅力だ。 p8 [マイクロフトは]正典へのまと

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ホームズ物語が時系列順でないわけ

これまでホームズの読書会を開いて、初めてホームズ物語を読むような人によく聞かれたのが、「これはホームズが何歳ぐらいの事件なのか」という質問でした。その問いは、各

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221B ガラス・ステッカー

前回のエントリーで映画 “Without a Clue”(『迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険』)の感想を書きました。 [映画] “Without a Clue” – Sherlock Holmes

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[映画] “Without a Clue”

おそらく観るのは初めて。マイケル・ケインがシャーロック・ホームズを演じる 1988 年の映画です。邦題は『迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険』。 実は事件を解決してい

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「事件解決」とは何か

数少ないホームズが失敗した事件の一つとして「ボヘミアの醜聞」事件があります。 一方で、例えば「踊る人形」事件に関しては、ホームズは暗号を解いたことだし、真相も解明

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ホームズとワトスンが行った浴場

河出書房新社の単行本で「フラーンシス・ファーファックスの失踪」の注には、ワトスンが行ったトルコ式浴場はロンドンのパブ・シャーロック・ホームズの横にあると書いてあ

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[読書メモ]『シャーロック・ホームズの推理学』

p24 「演繹的推論」というのは、三段論法や、通常の数学の推論のように、前提を認めれば否応なく結論も認めざるをえないという、厳密な推論である。 p30 時によっては情報量の大

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