初期の出版経緯
(1)雑誌掲載 → 初出雑誌掲載 参照
- 初めて世に出たホームズ作品。
- 連載のペースの違いで、アメリカのほうが本国イギリスよりも早く掲載された場合もあります。
(2)初版本 → 初版本 参照
- 9冊の本としてまとめられました。
- 雑誌連載直後、あるいは連載が終わらないうちに出版されています。
- 雑誌連載のペースの違いで、アメリカのほうが本国イギリスよりも早く出版された場合もあります。
(3)合本化
- イギリスのジョン・マレイ[1]社(John Murray)から以下の2冊にまとめられました。
- 短編 56 作をまとめた "The Complete Sherlock Holmes - Short Stories"(1928年)
- 長編4作をまとめた "Sherlock Holmes - The Complete Long Stories"(1929年)
- これら2冊は「コナン・ドイルが最も信頼を置いていた」と言われています。[2]
(4)詳注版
(4-1)"The Annotated Sherlock Holmes"
- 1967 年にアメリカ人シャーロッキアンのウィリアム・S・ベアリング-グルードによって出版されました。
- 注では世界中のホームズ研究が言及してあります。
- 物語はベアリング-グルードの年代学を元にした事件発生順に並べられています。
- 挿絵あり。
- 翻訳はちくま文庫(筑摩書房)から出版されました(現在絶版)。
(4-2)"The Oxford Sherlock Holmes"
- 1993 年にオックスフォード大学出版部から出版されました。
- (4-1)のようなコアなシャーロッキアン向けではなく、コナン・ドイル研究観点の比較的読みやすい注です。
- 挿絵あり。
- 河出書房新社から単行本の翻訳が出ていますが、電子書籍版および文庫版では注が簡略化されています。
(4-3)"The New Annotated Sherlock Holmes"
- 2004 年、2005 年にアメリカ人シャーロッキアンのレスリー・S・クリンガーによって出版されました。
- 日本語翻訳は未刊行。
- 電子書籍版あり。
- 挿絵あり。